根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

313.クラウンではなくて大丈夫でしょうか。

【Question 313】

> 虫歯が神経にまでたっしていて、抜髄をしました。その後の処置なのですが、クラウンにしないようです。クラウンではなくて大丈夫でしょうか。また、詰め物なのですが、金やセラミック、ハイブリットセラミックなどのうちどれが良いでしょうか。また、レジンや銀はどうなのでしょうか。自分的には、金にしたいと思うのですが。どうでしょうか。お手数ですが、お返事をおねがいいたします。

【Answer 313】

根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。

抜髄後の治療は、クラウン、最低でもアンレーが必要といわれています。歯が割れるのを避けるためです。
しかし、近年は接着する材料の性質も向上しているため、歯の厚みがあれば、接着技術を用いてインレーなどをセットする向きもあります。
インレーの場合は接着しやすい、レジンかハイブリッドセラミックが良いでしょう。

かみ合わせ、咬む力なども考慮します。咬む力が強そうな人、歯を食いしばる傾向が有る人などは、咬頭被覆された補綴物、つまりクラウンやアンレーが良いと思います。

金合金は壊れにくいという特徴があります。

 

 

 

 

 

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