根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

129.シンガポールの根管治療のレベル

【Question 129】

現在、シンガポールで勤務をしているのですが、
ミントを噛んだら歯がかけてしまいまして、
シンガポールで歯を見てもらった所、根管治療をやった歯のクラウンがかけたので、やりなおさなければならない。スペシャリストが必要と言われまいました。

日本で根管治療をした時は、他の歯の治療と一緒にやったのと、記憶にないので、おおがかりの治療ではない印象でした。

そこで、シンガポールで治すか、日本で治すか、どちらのほうがいいのか悩んでおります。
安全で、なるべく短い期間で終わる選択肢を選びたいので、アドバイスを頂けないでしょうか。

■教えて頂きたい事
シンがポールの根管治療のレベル
日本で治療するとなると、全ての治療に何回通う必要があり、最短何日くらいかかるのか

■ 場所
左下の5番?の歯

■経緯
以前、虫歯で神経をとり(いつ治療したか覚えておりません・・・)、
薬をつめて、クラウンをかぶせてもらった。

4日前ほど、ハードミントを噛んだら、クラウンが半分割れて半分残っている状態に。
痛みはずっとありません。

シンガポールの医者(ローカル&大きな病院の医者)にレントゲンを撮り、見てもらった所、
「神経を取って薬が詰まっているものに、クラウンをかぶせた状態のものが、半分かけた。
だから、残り半分のクラウンを取り、薬を抜く。そして薬をつめ直し、クラウンの型を取って、クラウンを外部に作ってもらい、それができたら埋めなければならない。薬を抜くのは、専用のスペシャリストが必要。トータルで4回通う必要があり、6万くらいかかる」
「クラウンを取る時に、薬が抜けるかもしれないし、リスクが高いから、薬を詰め直すべき」「ルートカネル」

お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただければ幸いです

【Answer 129】

こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。

> シンガポールの根管治療のレベル
>  日本で治療するとなると、全ての治療に何回通う必要があり、最短何日くらいかかるのか

恐らくシンガポールの歯科医は留学経験などを持つ歯科医ではないでしょうか。
技術、知的レベル、共に日本の平均より高いと思われます。
話は変わりますが、自分の医局時代に、先輩医局員(東京医科歯科大学の歯内療法科)がシンガポールに派遣されて
歯科医をしています。まだやっているかもしれません。

今の状況で、歯が欠けているとの事で、シンガポールで治療してもらうのがいいと思います。

日本で治療を行うと、込んでる医院だと、週1回の治療×4回位で1ヶ月かかるかも知れません。
自費診療の医院は、早く治療が進むと思いますが、費用はシンガポールよりかかるでしょう。