根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

307. 気圧の変化で激痛になっても着陸したら痛みは消えていく物でしょうか?

【Question 307】

殆どの歯が治療済みで、その中でも20年前と5年前の別の医院で根幹治療をして頂いた歯の数本が今も時々うずきます。

5年前から通っている医院では根の周りが黒く骨が少なくなっている状況だといわれました。でも再根幹治療をして根の先まで薬が入っていると言われています。
ですが先月インフルエンザに感染しその辺りから2本の歯の違和感が強くなった気がします。
生活には支障ない程度の違和感ですが、今月末に海外に行く事に成りました。
そこで飛行機に乗ると気圧の影響で歯が痛むと知りました。
5年前から通っている医院は完全予約で次の検診は4月です。なので今連絡しても直ぐに診察をして貰うのは無理なので行くとしたら別の病院に成ると思いますし、そうなれば抜歯だと思います。

そこで質問ですが、気圧の変化で激痛になっても着陸したら痛みは消えていく物でしょうか?それなら離陸前からロキソニンを服用して痛みを乗り切ろうかと思いますが甘いでしょうか?

回答よろしくお願いします。

 

 

 

 【Answer 307】

根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。

飛行機に乗り気圧が下がると、相対的に歯や鼻の空洞の内圧が上がる事になり、痛みを発症する事があります。

理論的には、着陸時には痛みはなくなるはずです。

痛み止め、抗生剤があれば、気圧の変化は差ほど気にしなくても渡航できると思います。