根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

166.15年間も自覚症状のない歯です

【Question 166】

左奥下7番を、15年ほど前に神経を抜き、被せものをしていただきました。その後、痛みなどはありません。

当時とは別の先生に、最近、別の歯の治療をしていただいたとき、その歯の詰め具合がよくないので、根管治療をした方がいいとのことです。(なお、デンタルのレントゲンでは、根の先が写らず、根の先が化膿しているかどうかはわからないが、詰めものを見る限りは、あまりうまくいっていないとのことです。)

15年間も自覚症状のない歯ですので、本当にあえて根管治療まですべきなのか、迷います。また、仮に必要としても、仕事の関係で、一年ほど先延ばしできれば、有難いです。

治療をしない場合(または先延ばしした場合)のリスクは、どのようなものでしょうか。放置、または先延ばしすることにより、例えば、最終的に抜歯ということになるようでしたら、やはり根管治療しようと思いますが、事前に痛みなどがでるのであれば、その段階でやろうとも思います。

何卒アドバイスをいただけますと幸いです。

【Answer 166】

こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。

15年間安定している歯を治療する理由は
ありません。というのが私の考えです。
根管治療の質が良くても症状のある歯、逆に根管治療の質が悪くても調子の良い歯
は沢山あります。
治療を延期するリスクは根管治療に関してはほとんどなさそうです。
逆に治療行為そのものにリスクがあるので、不要な根管治療は避けましょう。
むし歯と歯周病のチェックは定期的に行いましょう。