「解剖」カテゴリーアーカイブ
第2象牙質 secondary dentin
【基本】 歯髄の正常な機能として、歯の完成後に産生された象牙質。象牙細管の配列は規則的である。
第3象牙質 tertiary dentin
【基本】 病的刺激により形成された象牙質。機械的刺激、磨耗、酸蝕症、う蝕などにより起こる。 組織学的に第2象牙質と区別されている。
象牙質/歯髄複合体 dentin-pulp complex
【基本】 象牙質と歯髄共に、歯乳頭を発生起源としている。 また、象牙質を形成した象牙芽細胞は歯髄腔象牙質側に存在し、その象牙芽細胞突起を歯髄細管内に伸ばすことにより、象牙質の知覚の一部を担っていると考えられている。こうし … 続きを読む
生理学的根尖孔 physiologic apical foramen
【基本】 歯根外表面の解剖学的根尖孔より。0.5から2mm内側に存在する、歯髄の最狭窄部であり、象牙質セメント境である。
髄管 medullaru tube canalis radicis
【基本】 髄床底から根分岐部歯根膜に通じる副根管のひとつ。根分岐部病変の原因となることがある。