【基本】
根尖部が歯槽骨から飛び出している状態。
フェネストレーション fenestration
ピンクスポット pink spot
【基本】
歯質を切削する際、露髄が近づくと、歯髄が象牙質越しに透けて、ピンク色に見える。
また、内部吸収が起こっている歯において、歯冠部にピンク色の斑点が見えることがある。
ピーソーリーマー peeso reamer
【基本】
マイクロモーターに装着して使用する、回転切削器具。
バリヤーテクニック barriers in perforation repair
【基本】
穿孔の修復時に、修復材料が溢出するのを防ぐためにバリヤーを置くこと。
Internal Matrix Techniqueとも言われる。
バランストフォース法 balanced force technique
【基本】
1985年にROANEによりJournal of endodonticsに紹介された。
Kファイルを
右に90度
ファイルをその場に留めておく程度の押す力を加えながら左に270度(強く回すとファイルが壊れるので注意)
ここまでの操作で、象牙質が切れて、ファイルのねじれが戻っている。
操作を繰り返し、作業長に届いたら、象牙質を切らないように、空回りさせる感じで、ファイルを右に1回転させ、引き上げる。この操作で、削片を掻きあげている。
バランスドフォース法は、プレカーブを付与せずに、根管に追従する根管形成を可能とする。
根管形成の変位が起こりにくいため、根尖の拡大を大きくできる(#45程度)。
抜髄 pulpectomy
【基本】
歯髄を取り除くこと。う蝕などの原因で不可逆性の歯髄炎が起こった場合に行う。
治療上の必要性に応じて行う抜髄を便宜抜髄という。
バイオフィルム biofilm
【基本】
難治性の根尖病変において、根尖孔外に存在することが報告されている。
バイオフィルムとは微生物により形成される構造体である。バイオフィルムには多種の細菌が高密度に存在している。
バイオフィルムは粘着性のあるバリヤーで囲まれており、抗生物質も効かない。