根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

【Question 342】

抜髄した歯について不安があり調べていたらここにたどり着きました。
昨日、上の前歯から数えて左に4番目の歯の神経を抜きました。その歯はセラミックを詰めていたのですが私の噛み合わせが強いこともあり取れてしまいました。保証期間内でしたので、再度作り直してくれることになったのですが、その際、もっと厚く作らないとまた取れたり割れるかもといわれ、自分の歯をさらに削りました。そこに仮蓋をしていたのですが、食べ物を噛むと痛みがありました。今回、仮蓋を外し、新しい厚く作ったセラミックを詰めるはずだったんですが、神経がすこし見えているからこのまま歯を入れるとまた痛みが出るとのことで、抜髄することにしました。そこが歯が当たるととても痛いです。このまま痛みは治まるのでしょうか?そもそも抜髄するしかなかったのでしょうか?よろしくお願いします。

【Answer 342】

根管治療.com の新藤健太郎です。

抜髄後に打診痛(咬合痛)が起こっているようです。

神経を取る必要が無い状態の歯を、治療の都合上で抜髄する事を、「便宜抜髄」
といいます。
可能であれば慎重に歯を削り、抜髄を避けたかったところです。

 

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