【Question 359】
4年前から昨年夏までに通ったA病院で右上4~6番と左上4番と6番、右下5番の神経を抜き、根管治療行いました。その後、痛みや膿が出てきて、別のB病院で昨年秋から今年11月までに右上の4~6番の再根管治療行いました。左上6番の鈍痛も気になっていたので、B病院に相談したら、まだ様子みてといわれ、他に治す虫歯もないと言われました。
> 1週間もしないうちに右上の一番奥の7番の歯に激痛が出現。治療した右上4番の痛みもでてきました。
>
> 2か月前に市民病院で歯科CTを撮っていたので、そのデータをもらって、県内の根管専門医に相談しに行ったところ、右上7番虫歯で、右上4番の上に病変あり、左上6番上には上顎洞炎みられ2~3㎝の肥厚あるとのことでした。市民病院では全くこのことを言われなかったので説明を聞いて驚きました。他にも再根治した方がいいところあるそうです。
> まず、激痛であった右上7番の治療始めましたが、麻酔が効かないくらいの炎症状態で、中断になっています。おそらく神経抜くことになります。右上4番も夜間痛や倦怠感あり、感染疑いあるため抗生剤を処方され次回の診察を待っているところです。ここでさらに問題が・・・恐れていた左上6番の痛みが時折強く感じるようになりました。
>
> ここで御相談ですが、抗生剤のジスロマックを飲んでいるのに、左上6番の痛みが強く出る場合、予約日を待たずに早急に歯科でみてもらった方がいいでしょうか?画像に上顎洞炎の所見があるので、大学病院に受診行った方がいいのでしょうか?今通院しているところの先生は、じっくり話を聞いてくれて、初めて画像所見をしっかり説明してくれました。いつも予約いっぱいなので予約日でないと治療が難しそうです。強い症状出たら他の口腔外科の病院を受診してもいいのでしょうか
> 説明が雑になってしまい申し訳ありません
> よろしくお願いします
【Answer 359】
根管治療.com の新藤健太郎です。
ジスロマックを飲んでいて、左上6番の痛みが強く出る場合ですね。
根尖性歯周炎が急性症状を起こしている場合には、根管治療で根先端部までアクセスして、そこから排膿させると効果的です。
急患対応でそのような応急処置を行ってくれるか、問い合わせしてみる他ないですね。
口腔外科というよりは、一般歯科で頻繁に行われる処置だと思います。
しかし、予約がいっぱいで歯科医側に時間がない場合は、投薬での対応になるかもしれません。
【Question 352】
> 説明が長くなります。
> 申し訳ありません。
> 歯周病の治療の為に3週間前に左上の内側にある親知らずを入れて奥から4番目の歯を抜歯して同時に虫歯になってる隣の歯(3番目)の神経を取りました。
> その後抜歯した穴が大きかったのか空気が漏れるので1度縫合してもらい、次の日に歯痛があり受診したら、神経を取った歯の根っこに虫歯菌があるからかもしれないがレントゲンにはまだ写らないと診断され薬を含んだ綿を詰め痛み止めを貰い帰りました。4日間激痛はありましたが、痛みが治まり始めた時に縫合が取れたのかまだ空気が漏れたので受診して穴の表面をセメントで塞ぐ処置をして1週間程したら、顎が痛くなりそのうちに蓄膿症になりました。
> 歯医者を受診したら大学病院への紹介状を書かれそっちで見て貰って欲しいと言われてしまいました。
> 平日に休めないので耳鼻科受診したら歯性上顎洞炎と診断されました。
> 穴を塞いでるセメントを外して膿と抜かないとダメとも言われました。
> もともと歯周病の治療で歯を抜きインプラントにする予定だったのですが、いろいろありインプラントも虫歯治療も中途半端なままです。
>
> おまけに歯性上顎洞炎をネットで調べると虫歯になってる歯も抜歯とか手術入院とかあり不安もありますが、どうにかこれ以上抜歯をしなくて済む方法はないかと思っています。
> こんな状態ですが、根管治療を受ける事が出来るのでしょうか?
> それとも、やはり抜歯しないとダメでしょうか?
> 大学病院じゃないと治療は受けられないのかも知りたいです。
> よろしくお願いします。
【Answer 352】
根管治療.com の新藤健太郎です。
上顎の奥から3番目の歯が化膿(根尖性歯周炎)し、歯性上顎洞炎と診断されたのですね。
まず始めに上顎の奥から3番の根管治療を行わないといけません。
それで治らない場合は、歯根端切除術という手術を行います。どの根が原因か、CT撮影をした方がよいかもしれません。
更に治らない場合は抜歯適応になります。
以上の治療は大学病院に限らず、開業医でも行える範囲の治療となりますが、外科治療は行っていない歯科医院もあるので、その点はご留意してださい。
以上です。
【Question 335】
> 根管治療中に痛み出し、しびれ、下を向いたときとくに痛い、微熱が出たときもあり。
>
> もう一度根の治療をし、抗生物質、鎮痛剤を飲んでいますがあまり変わりません。痛みはあります。
> 痛みがとれなければCTをとる、とれれば治療再開と言ってました。
> 治療中、根を突き抜けたりしたのでしょうか?
【Answer 335】
根管治療.com の新藤健太郎です。
歯の部位は上顎の奥歯あたりでしょうか?
上顎だと歯性上顎洞炎
下顎だと下歯槽神経麻痺
などが考えられます。
非定性歯痛も疑われます。
痛みが取れればCTを撮影するのはどうしてでしょうか?
CTは痛みがあるときに撮っても良いはずですが。。。
283.かなり深くはいっているため、いじる方が危険。
【Question 283】
先月から根管治療しています。
右上奥から2本目です。
神経を抜いた後、薬を入れた際、
激痛が走りました。
翌日、あまりの痛さに
薬を抜いたら多少落ち着きましたが、
歯の内側でジンジンするような感覚と痛みがあるものの
根のところにとんがった芯みたいのを3本いれて、
薬をいれて?仮詰めしています。
担当医の先生が手の痙攣を起こしているのを
みてしまったので
怖くなり、
今日、別の病院でみてもらったところ、
明らかに歯の根を通り越している
かなり深くはいっているため、いじる方が危険。
このまま、痛みが減るか様子をみるしかない
と言われました。
治すはずがこんなことになり
ショックです。
今もジンジンした感じと当たるといたみがあり、
不安です。
もともと副鼻腔炎もあるので
心配です。
なんとかやり直したり、痛みを減らす方法はありませんか?
どうしたらいいかわかりません。助けてください。
入りすぎてしまった場合、どんな危険性があるのでしょうか?
【Answer 283】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
根管充填が根尖より飛び出てしまっているのだと思います。
取り除く場合は一般的には外科治療で取ります。
稀に、根管から引っこ抜くことができる場合もありますが、確率は低いでしょう。
入りすぎてしまった場合でも、症状がなく経過するケースは多いですので、取り除く困難を考慮すると
しばらく痛み止めで様子を見るのが一番でしょう。
痛みが取れない場合は、根管充填材の除去を考えます。
278. 根管治療で鼻の奥が膿んでしまった場合は、抜歯して治療するしかないでしょうか?
【Question 278】
根管治療で鼻の奥が膿んでしまった場合は、抜歯して
治療するしかないでしょうか?
歯を抜きたくないのですが、他に方法はないものか
先生のご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
(私の歯の状態)
数年前に治療した左奥(7番目)の歯が痛み、
治療した歯医者ではない所で、現在治療中です。
歯の痛みの原因は、その左7番目奥歯に
かぶせてあった銀歯に隙間があったまま治療完了となっていため、
隙間から虫歯になっていると説明されました。
そして、神経を取りました。
根管治療をしているのですが、なかなか、炎症がおさまらず、
すでに7ヶ月が過ぎました。
だいたい1週間に1回のペースで、神経を取った所の掃除と
薬を変えています。
それでもなかなか炎症がおさまらず、
先生もちょっと炎症がおさまるのが遅いと言っています。
でも、先生は、前に通っていた歯医者の治療のときから
すでに炎症が起きていたかもしれないから、なかなか治りずらい。
もしくは、歯にヒビが入っているかもしれない。といいます。
私治療で感じる事は、薬を変えたあと、歯の鈍痛みたいのと、
歯茎に針がささったような痛みが、結構な確率で治療後に感じます。
根管治療をして、3ヶ月が過ぎた頃、左鼻の奥が、臭いかったのですが、
風邪ぐらいだろうとしばらく放置したら、
黄緑色の鼻水がでるようになりました。
そのとき、歯と連動していると思ってなかったので、
ただ耳鼻科で抗生剤をもらい、治ったように感じました。
そのことを、医師に伝えると、もしかしたら、
あなたの場合は、もしかしたら、鼻と歯の空洞がつながっているかも?
そして、そうだったら抜歯して菌の治療をしないといけないと
伝えられました。
先日、CTを撮り、結果まちです。
根管治療の難しさを痛感しましたが、根に菌が入り
鼻が膿んでしまうことは、よくあるのでしょうか?
今お話したことから、抜歯するのが望ましいと思われますか?
お忙しい所おそれいりますが、ご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
【Answer 278】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
左7番目奥歯の根管治療を7ヶ月行っているようですが、
根管治療を7ヶ月行うのは良くないと考えます。
根管治療は治療の回数に比例してよくなるわけでもなく、またそのような長期の治療が 逆に慢性痛の原因になったりします。
根管治療は3回も行えば充分です。期間にして1カ月もかからないです。
外科的歯内療法で改善する場合も多く、もし歯が原因で副鼻くう炎になっているとすれば、外科的歯内療法で状態は改善するはずです。抜歯する前に、確かな先生に診てもらうべきです。