323.痛みはいわゆる三又神経沿いに生じ(小鼻の横,下顎,顎の付け根,首の後ろなど),移動性です。
【Question 324】
> はじめまして。ご相談よろしくお願いします。
>
> 先5月半ばに歯科医院にて右上6番が抜髄されました。
> 根充はその日のうちになされたようです。
>
> 今,患歯は土台が入って仮歯がついている状態です。
> しかし,激痛ではないですが,じわっとした痛みを噛んだときだけでなく噛まないときもあるので憂鬱になっています。
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> 痛みはいわゆる三又神経沿いに生じ(小鼻の横,下顎,顎の付け根,首の後ろなど),移動性です。
> 熱いご飯を噛んだり,熱いお味噌汁の具を噛むとじわっと刺激痛が広がります。
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> 5月末に土台を入れる前から,噛んだときはもちろん,噛まないときもたまになんとなく痛みがありましたが,結局抜髄による傷とのことで土台が入りました。
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> しかし,土台が入った頃から噛んだら先述のような状態になりました。
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> 自分はもしかしたら残髄なのかな。。と心配しています。
> または,非定型歯痛になったのかとも恐れています。
>
> 主治医は次にかぶせてしまおうと思ってらっしゃいますが,私はとりあえずもう一度根官治療をやり直して欲しいくらいです。
>
> 痛みが取れず悶々としています。
> 本当にかぶせてしまって大丈夫でしょうか?
> アドバイスをよろしくお願いします。
【Answer 323】
根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
右上6番は根管が4つあることがあり、しかし、3根管として処置されることが多く、残髄が起こりやすい歯と言えます。
温度に対する反応があるため残髄は可能性として考えられます。
根管治療を再度やり直し、その上で症状が変わらなければ非定型歯痛も疑われますが、
再根管治療を優先したほうが良さそうです。
以上です