326.4、 5日前から喉もヒリヒリして微熱とだるさが続いています。左頬が腫れているせいか頬の内側に奥歯の歯形がついて圧迫しています。
【Question 326】
左奥6番の根を根尖歯周炎で再根管治療中です。今は薬と消毒を替えながら様子をみていますが、近い所5番の歯茎に肉腫が出来たり、歯茎と頬の間の底の血管が通っているところが下から盛り上がっていて、押すとかなり痛いです 。4、 5日前から喉もヒリヒリして微熱とだるさが続いています。左頬が腫れているせいか頬の内側に奥歯の歯形がついて圧迫しています。抗生剤でしのいでいますが、体力が落ちてこのままでは
不安です。どのような処置が考えられますか?
奥7番も神経抜いてそのままです。
【Answer 326】
根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
頬が腫れている原因の歯が、治療中の6番であれば、根管治療を行い、症状が軽減するのを待つ他ないと思います。治らない場合は外科的歯内療法、あるいは抜歯となります。
原因の歯が6番でない場合は、6番の治療を続けても軽快しないので注意が必要です。
以上です
276. 下の奥歯の神経を抜きました。なかなか痛みがとれず
【Question 276】
下の奥歯の神経を抜きました。なかなか痛みがとれず針みたいなものでやり過ぎて痛いのだと言われそのまま銀歯をかぶせました。しかし痛みが引かずもっと痛くなったので他の歯医者にかえました。
銀歯をはずしてもらうと歯茎に歯のかけら?みたいなものが刺さってたみたいです。そのため炎症が起きていたみたいです。
先生は抜歯しかないと言われましたが何とか残してほしいともう一度消毒などやってもらいました。歯茎も綺麗になってきたし仮歯ときはな痛みなどなかったので銀歯をかぶせました。
それから固いものを噛むと鈍痛がありました。
そのうちおさまるかなと思い少しようすをみてると次は冷たいもの温かいもので歯がしみるようになりました。暴れたくなるほどの痛さですしかも下の奥歯だけでなく全部の奥歯です。ちなみに現在下の歯は治療済みです。先生はしみるのは歯ぎしり、食いしばりと言われたので夜はマウスピースをして寝てます。そこでしつもんです。
①神経を抜いた歯がしみるのか?
②この歯抜歯しないといけないか?
③右下の奥歯が炎症が残ってたら他の歯も痛みがでるのか?
④寝不足疲れたときは痛みは増しますか?
ちなみに夜働いています。
よろしくお願いします。
【Answer 276】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
> ①神経を抜いた歯がしみるのか?
神経がとりきってあれば、冷たいもの温かいもので歯がしみる事はありません。
> ②この歯抜歯しないといけないか?
わかりません。
> ③右下の奥歯が炎症が残ってたら他の歯も痛みがでるのか?
今の痛みが、治療をおこなった歯の痛みなのか、周辺の歯の痛みなのかを診査しないといけません。激しい痛みがある時は、どの歯が痛いのか分からない事はしばしばあります。
http://endo-outpatient.arrow.jp/glos/?p=427
> ④寝不足疲れたときは痛みは増しますか?
一般に、寝不足や疲れたときは痛みを感じやすい状態にあります。
歯茎に歯の欠けらが残っていたとの事で、歯根破折を起こしているのかもしれませんね。
診査、診断に優れた先生に診てもらうのが一番でしょう。
92.下の奥歯は神経に近いので手術出来ないと聞いたのですが。
【Question92】
こんにちは、左下6・7番の無髄歯の歯根再治療についてお伺いします
一年以上前から、左下7番の奥歯の頬側側のポケットが10ミリ近くあり、
歯がグラグラして、歯茎が腫れ激痛を伴う事が度々ありまして、抜歯やむなしとの事でした。
評判の良い医院に転院した所、不正咬合によるものなので、根管治療で残存可能とのことで、今年5月から治療開始しました。
また同6番の歯根の下にも大きな炎症の影がかなり以前から有りました。
こちらは慢性炎症安定状態でしたが、医師の判断でこちらも根管治療で治るとの事で、6月頃から併用して治療開始しました。
所が6番の根管の詰め物を除去した所、急性症状が出て、大きく腫れ、
その後、何度も洗浄等を行っていますが、一向に良くなる兆しがありません。
また最近、頬側側にフィステルが出来て、膿と出血が続いております。
現在6番は、根管に綿だけ詰めて、セメントをせず、週1回洗浄をして、抗生物質とロキソニンを服用し続け、様子を見てる状態です。
このままで良くなるものでしょうか?また自宅でもイソジン等で毎日消毒したほうが良いでしょうか?
また、下6番が歯根嚢胞の場合は、抜歯しかないですか?下の奥歯は神経に近いので手術出来ないと聞いたのですが。
ちなみに下6番が歯根嚢胞かどうかはわかりません、私がそうではないかと心配してるだけです。
【Answer 092】
根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
左下7番
頬側側のポケットが10ミリということで、ポケットの原因が何であるかが問題です。
歯周病なのか歯根破折なのか、はたまたフィステルなのか。
揺れているとのことで、抜歯はやむをえないかもしれませんね。
左下6番
難治性の根尖性歯周炎でしょうか。
治らないからといって、歯根嚢胞とは限りませんが、一般に歯根端切除術は行いにくいですね。
下歯槽神経に障害が起こる場合もあるし、オトガイ孔が近い場合もあるので。手術の際は顕微鏡が必須です。
左下6番のような状態になると、治っても再発する可能性もあります。治療後の安定を考えると左下6番7番にインプラントを2本入れることも選択肢に入りますね。
外科的歯内療法(根管治療.com)