298.根管治療で薬(MTA)を詰めて経過観察中
【Question 298】
右下5番を根管治療しております。精密根管治療を受けていて、ラバーダムやマイクロを使って治療を受けてます。
CTやレントゲンでは特に問題もなく、掃除も3回ほど1時間かけて行いましたが、もうやることはないとのことで、(根管内が綺麗)MTAを根充し、経過を見るとのことでしたが、2か月たちますが、まだ痛みがあります。(自発痛、打診痛)
①このように、所見では問題なくても痛みが続くことはありますか?何が原因と考えられますか?
②待っていれば治る場合が多いのでしょうか?一般的にどれ位待っても治らなければあきらめるしかないのでしょうか?私のように膿とかがなくても歯根端切除をして治る場合もありますか?
【Answer 298】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
レントゲン所見で問題がなくても、痛みが続く症例は見かけます。
待っていれば痛みが治まるケースもありますし、痛みが持続する場合もあります。その場合、細菌性の炎症が認められれば、次の一手は歯根端切除となります。
外科をする前に、セカンドオピニオンをしたほうがいいでしょう。