122.抜歯してブリッチかインプラントを進められています。
【Question 122】
上あご6番の歯を10年前に虫歯で神経を抜きました。5年ほど前に歯茎が痛み、根の先が化膿していると言われ歯根治療しました。その後3年ほどして再度、痛くなり、同じ所が化膿していると言われ、また歯根治療しました。先月また痛くなり、しかしレントゲンでは陰は無いと言われ歯肉炎や他の原因ではと2週ほど様子をみていたら、痛みが治まらず、流石に病院を大学病院の歯根治療課に掛かってみた所、即座に歯茎側を切開して膿をださないといけないと診断され、そのまま歯根治療した所、3本ある根の間にヒビが入っている恐れがある、根を1本だけ残す方法もあるが、あまり長くは持たないと言われ、抜歯してブリッチかインプラントを進められています。私としては、インプラントは最終的な手段として考えて!
て、歯を残す治療は無いかと探して診察を受けてみようかと思っていますが如何でしょう?アドバイスお願いいたします。
【Answer 122】
こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
上顎6番の歯根破折で感染が数年前から起こっていると考えられます。
従って、この場合抜歯してブリッジ、あるいはインプラントとするのがオーソドックスで
予後もいいと思います。インプラントの他には親知らずの移植があります。 5番がクラウンであれば、6番の根を活かした5番6番の連結クラウンという選択肢もあります。
歯根破折には接着治療もありますが、チャレンジングな治療であり安定度は低いです。