168.神経を抜いた歯(左上の6番)が、染みるような痛みを感じます。
【Question 168】
神経を抜いた歯(左上の6番)が、染みるような痛みを感じます。
ご飯を食べているときはもちろん、水分をとったり、時には自分の唾液で痛みを感じることもあります。(継続的な痛みではありませんが、ズキンという単発的な痛みが1日に何度も・・・)
以前、別の歯の神経を抜いたことがあって、神経を抜いた後は歯がズキズキと継続的に痛んで、だんだんと鈍痛になっていくことは分かっていましたが、今回はそれとは別にズキンと単発で痛みがあります。
神経を抜いてから4日たっており、先生には痛みが治まってからでないと根幹治療が始められないといわれました。
痛みが残ることを通院している先生に言って、本日、歯に小さい針のようなものを刺してレントゲンを撮りました。レントゲンを確認した後に、また小さい針をいろんな箇所(角度?)に刺して痛いかどうかなどチェックしてもらったのですが・・・ 神経を取った後のレントゲンをみても、神経はきちんととれているとのこと。
こういった痛みは稀に見られるものなのでしょうか?
個人差はあると思いますが、どのくらいで痛みはとれるものですか?
痛みが治まらないと、根幹治療ははじめられないのでしょうか?
【Answer 168】
こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
水分で痛むことから次の可能性があります。
1 隣の歯が痛んでいる。
2 左上の6番が神経が残っている
特に左上の6番には根管が4つあることがあります。
4つあるのに3つしか治療されていない歯を見ることはしばしばあります。
痛みが治まらないと、治療ができないというわけでもないです。早く治療した方がいいケース、しばらく待った方がいいケースもあります。
特に治療後にしみる症状があれば、残髄も疑われますので、その場合は早期に治療をしたほうがいいです。
抜髄後の痛みはしばしば長く続きます。再治療により、痛みが悪化することもあるので注意が必要です。