根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

157.このような状況で、充填することなくクラウンだけ被せるのがよいのか判断できません。

【Question 157】

突然のメールで失礼いたします。

神経をとった歯の再治療につきまして質問させていただければと存じます。

数年前に臼歯1本が虫歯なしで歯髄炎となり、神経をとる処置をしていただきました。(原因は不明と言われました。)

その後転居先で、該当箇所に噛んだとき痛みを感じるようになりました。歯科を受診したところ、充填は全く行われておらず、かつ
現在の状況は虫歯やクラウンでないつめもの(金属ではありません)で治療をしていると伝えられました。

現在、炎症などはないが、噛みしめが強いため、歯根の神経が過敏に反応しているとの診断を受け、ゴールドクラウンをすすめていただきました。

このような状況で、充填することなくクラウンだけ被せるのがよいのか判断できません。

先生のご教示をいただけますと幸いです。

【Answer 157】

こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。

神経をとる処置をほんとうにしたのでしょうか?
深いむし歯で神経を残す処置をしているのかもしれません。

ポイントは噛んだときの痛みが、歯髄炎、あるいは根尖性歯周炎によるものなのか、
咬合性外傷によるものかを判断することです。今の先生は咬合を疑っている様子ですね。

最低でも、歯髄が生きているかどうかだけでもチェックしてもらってください。
歯髄炎、あるいは根尖性歯周炎なら根管治療が必要です。被せるだけでは治りません。

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