107.治りが遅いことから、原因として以下4つが考えられる旨をお医者様より説明いただきました。
【Question107】
初めまして。
さっそくですが、現在治療中の歯について相談させてください。
右下の奥から2番目の歯なのですが、20年ほど前に神経を取って銀の冠をしていたのですが、
7月中旬くらいに痛みが発生し、自宅近くの歯科医院に通院しています。
当初は根に細菌が入って炎症を起こしているとの診断で約3か月根の治療をしておりましたが、
治りが遅いことから、原因として以下4つが考えられる旨をお医者様より説明いただきました。
①痛みが出ている歯がレントゲンでは見えないところで破損している。
②歯をつないでいる腱が炎症を起こしている。
③右下にある親不知が神経に触っている。
④親不知は関係なく、原因不明で神経が炎症を起こしている。
本日、治療に伺いお話ししたところ、やはり今の医院ではこれ以上の治療は難しいようでしたので、
私の方からまずは上記4つの原因をひとつずつ潰して行きたいとお話ししたところ、「歯内治療の
専門医」という方がいらっしゃることを教えていただきました。
長くなってしまいましたが、上記経緯でお問い合わせさせていただいております。
現在の歯の状況ですが、歯が疼くような感じがしており、歯をたたくと痛みを感じます。
現在治療していただいているお医者様の指示もあり、食べ物を噛むことは極力しないようにして
おりますが、この2日間で疼きがひどくなってきています。
できれば自分の歯を残したいですし、もし原因が上記④などであれば、歯を抜いても解決しない
可能性もあるので、しっかり原因を見極めてから治療をしたいと考えております。
【Answer 107】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
>細菌が入って炎症を起こしているとの診断
> 治りが遅い
> ①痛みが出ている歯がレントゲンでは見えないところで破損している。
> ②歯をつないでいる腱が炎症を起こしている。
> ③右下にある親不知が神経に触っている。
> ④親不知は関係なく、原因不明で神経が炎症を起こしている。
>現在の歯の状況ですが、歯が疼くような感じがしており、歯をたたくと痛みを感じます。
根管治療に関わる痛みには複雑な要因も考えられますが、もっとも多いのは細菌感染による炎症です。その他、治療技術、治療方法などの医原性の原因も数多く見かけます。
また、歯が原因でない痛みは関連痛といいます。