【Question 333】
> こんにちは。よろしくお願いします。現在根の治療中です。
> ・三か月ほど前、突如穴が開き虫歯が見つかる。痛みは食べたものが詰まると痛い程度。
> ・かかりつけの歯医者にかかり、神経に近いけどなるべくの残すようにする。と言われ治療。インレーまで入れる。(この時かなり痛かった。)
> ・数か月で痛みは取れると言われ、熱いもの冷たいものが痛かったが、我慢して様子を見る。
> ・一か月後ぐらいに、薬が効かないほどの激痛に襲われる。かかりつけ医が休みだったため、他の医院にかかるがあっさりと神経を取られる。
> ・かかりつけ医にもどり、続きの治療を行うが顎の下の痛みが取れず、先になかなか進めない。リーマを使ったのは3回程度。
> ・いろいろ不安がつのり、現在転医。
> ・転医先で痛みが引いたので、型取りを行ったが、直後神経がうずくような痛みに襲われる。慌てて、ストップしてもらう。
> ・その後二度ほど薬を取り換えて様子を見ている。
>
> で現在なのですが、医師に「黒いものが出ている」と言われました。
> それが「神経の取り残し、もしくは綿なのか分からないけど、できるだけ取っています。(たぶん取り切れないけど)無菌化を進めて様子を見ましょうと言われました。
>
> ネットで調べても、そのような事例はなく、かなり不安です。
> このまま消毒したり、薬を取り換える処置で良くなるのでしょうか?
>
【Answer 333】
根管治療.com の新藤健太郎です。根管の中から黒いものが取れるうちは、根管内の清掃が足りない状態なので、続けて治療を行うほうがいいでしょう。
黒い物も実体が何かは不明ですが、できたら顕微鏡で根管内を覗いてみたいところです。
その上で、痛みがなくなるかどうかは、経過を見ないとわかりません。
281.綿をして、閉じずに様子を見るよう言われました。
【Question 281】
初めまして、ここ数日の痛みがあまりにひどいので相談させていただきます。
親不知の2つ前の下の歯なのですが、かなり昔に神経を取った歯です。
その歯のかぶせた物が取れたので、歯医者に行ったところ、レントゲンを撮り、根っこのところに黒い影があるので、炎症をおこしてると言われました。
ただ画像を見ても、根管の白いつめもの?が黒い部分に到達しておらず、先生ももしかしたら閉塞してるかもしれないけれど、治療はした方がいいとの事で、根管治療が始まりました。一度目の後一週間くらいしてから、突如激痛があらわれ、慌てて診断に行ったところ、また洗浄してセメントで閉じて終わりました。
ところがその夜からまたもや激痛が始まりました。翌日がお休みだったので、市販の痛み止めで我慢をして、その翌日(今日)行ったところ、圧力があって痛いので、と綿をして、閉じずに様子を見るよう言われました。抗生物質と痛み止めを出してもらい帰りましたが、その後全く痛みはとれず、むしろひどくなっています。
膿も出てる様子はなく、腫れもありません。
このような状況でも膿はちゃんと出てくるのでしょうか、そして出てこない場合はどのようにして治すのでしょうか。どのくらい痛みが続くのかと不安でいっぱいです。
【Answer 281】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
治療がきっかけで、その歯に炎症が起こってしまったようです。
根管治療をきっかけに症状が悪化する状態、そのような状態をフレアアップといいます。
根管治療の目的は膿を出す事ではありません。歯の中を綺麗にするために行います。
綺麗になれば、膿は止まります。
適切に治療をして、治す他ありません。
綿をして、閉じずに様子を見るやり方は、膿を出すために行う治療で、できるだけ短期間で行わないと、返って歯を汚染します。
196.綿をつめるだけで感染の恐れなどないのかとても不安です。
【Question 196】
一週間前から神経を抜いた歯に膿のふくろがあり感染根管治療中です。私の場合冠をはずしたら虫歯の穴があいてしまっているらしく今日歯茎を焼いて治療しました。それでも穴が深いようでどこまであいているのかわからないみたいなので抜歯の可能性があるといわれとてもショックをうけています。それと今日で三回目の治療になるのですが根の部分はほぼ何もてをつけずまた綿をつめただけで終了でした。薬の投入はまだしていないそうなのですが薬を投入せずに綿をつめるだけで感染の恐れなどないのかとても不安です。次の診察は明明後日なので開放して10日たってしまうのですがこのような方法もあるのですか?通院のきっかけはものをかんだ時にツキンと痛みがでてそのあとはなにも痛まなかったのですが!
病院に行きました。今のところそんな痛みはありません。28日から旅行の予定なのですがその時に痛みがでたり腫れたりすることもありますか?
【Answer 196】
こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
神経を抜いた歯はしみたりしないで、知らぬ間に虫歯が深部まで進行することが多いです。
虫歯を取り除いた後の残った歯の量が、あまり少ないと、被せる事ができず、抜歯になることもあります。
膿みを出すために、仮の蓋をしていないのでしょうか?
ご心配なさっているように、開放の期間は短いほうがいいです。
10日は長いと思います。私の場合は開放はほとんど行いませんが、行う場合も1日か長くて2日です。
ご旅行中に痛むかどうかはわかりません。抗生物質と痛み止めを多めに頂いてください。
64.どうしたら、治療中、綿を入れられていても耐えられるでしょうか?
【Question 64】
夏ごろから、右奥から2番目の根管治療をしています。
私の場合、ラバーダムが使用不可ということです。
現在はバキュームと、舌下に綿を入れて唾液を取りながら治療しているんですが、舌下に入れた綿の存在が、どうしても異物感があって気持ち悪くなり、吐き気や不快感を感じてしまいます。
担当の先生は「綿栓は、患部に唾液が入らないようにするためには、はずせないから」と言われるんですが、気を紛らわせようにも、どうしても恐怖とか、気持ち悪い!ということを治療中ずっと考えてしまいます。
どうしたら、治療中、綿を入れられていても耐えられるでしょうか?
【Answer 064】
根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
少し、おう吐反射があるかもしれませんね。
舌下に綿を入れる方法は簡易防湿といいます。もちろんラバーダムをしたほうが治療は清潔に行えます。防湿効果も高いです。
ラバーダムをしにくい歯は、歯茎より歯が出ていないので、ラバーダムが装着できないという意味で、先生がラバーダムが使用不可とおっしゃっているのだと思いますが、隔壁(かくへき)を歯に作ることにより(簡単に言えば壁です)、ラバーダムが可能になります。
どうしたら、治療中、綿を入れられていても耐えられるでしょうか?というご質問ですが、おう吐反射や恐怖心が強い人は静脈内鎮静法という麻酔をしながらの治療を行う場合もあります。もちろん、ラバーダムで解決するなら、その方が理想的です。