根管治療専門医相談室

根管治療専門医、新藤健太郎がお答えします。

124.外科処置はダメージが大きく、 後戻りがきかないので、慎重に進めたいところです。

【Question 124】

根管治療について
今左奥から2番目と左奥から5番目の根管治療をしていますが、完治の見込みがなく外科手術になりそうです。
2番目は歯が割れているかも知れなくて、5番目は排膿の仕方がハート型を逆さにしたような感じで膿が取れ切れない?らしいです。
外科手術は最終手段として仕方ないのかも知れませんが、今のところでは、ラバーダムは使用しておらず、拡大鏡もほとんど使用していません。
外科手術以外での治療の余地があるのか、また外科手術をしたときのリスクなどを教えて下さい。

【Answer 124】

こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。

奥から2番目ということで、第1大臼歯
奥から5番目は犬歯でよろしいでしょうか?

外科処置が必要かもしれないとのことですが、外科処置はダメージが大きく、
後戻りがきかないので、慎重に進めたいところです。
ラバーダム、顕微鏡を使用していないとのことで、十分な治療ができているかどうかは 判断しかねます。
前歯の外科処置に比較し、大臼歯の外科処置は難しいです。顕微鏡もないところでは治療の成功率も望めません。

外科処置のリスクはこちらを参照ください

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