297.今のところ、ごく稀に少し疼くかな?という程度
【Question 297】
はじめまして、ずっと悩んでいて、こちらのサイト様にたどり着きました。
このような場所を設けてくださり、ありがとうございます。
先日、15年程前に治療した、右下6番の歯のレントゲンを撮ったところ、骨が溶けているようだ、と言われました。
ただ、今のところ、ごく稀に少し疼くかな?という程度歯で、この感覚は、頻度なども含め、10年以上前から変化していません。
診察していただいているお医者様からは、どちらかといえば治療した方が良いと言われていますが、
もしも抜歯になった際には、歯並びが悪いこともあって、ブリッジができないそうで、歯列矯正も視野に入れた方が良いとのことで、
治療することによって起こるかもしれない痛みや費用のことを考えますと、正直このまま経過観察していただきたいとも思うのですが…
このまま処理しないでいることのリスクや、頻繁にレントゲンなど撮っていただいてお医者様に経過観察していただけたなら、ある程度そのリスクは軽減されるのだろうか?とか、心配で本当に悩んでいます。
最も気がかりなのは「痛み」についてなのですが、どのようにすれば一番痛みが少ないように治療もしくは経過観察できるのか、
どうぞご意見をお聞かせください。
宜しくお願い致します。
【Answer 297】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
ごく稀に少し疼くかな?という程度ならそのままでも構わないと思います。
根管治療は治療にリスクも伴うため、できるだけ行わない方がよく、
逆に言えば、治療するときはきっちり治療しなくてはなりません。
> 最も気がかりなのは「痛み」についてなのですが、どのようにすれば一番痛みが少ないように治療もしくは経過観察できるのか、
これは腕のいい医者に、治療してもらうしかありません。局所麻酔をすると痛くない治療ができます。
234.治療するかどうかは意見の別れるところです。
上前歯5本のブリッジのうち1本に虫歯の疑い、また25年経過のため歯茎の間に隙間ができたりと見た目も悪くなっている為、つくり直すことにしました。
やはり1本は虫歯でしたが、少し削っただけで治療は終わりでした。
自費の歯を入れるので少しでも長持ちさせたい私としては、深い根の部分に菌が入ってトラブルを起こしていないか不安で、根管治療をやり直す必用はないか聞いてみたところ、
『レントゲンで見る限りきれいに薬も入っているし問題なさそう。根の治療は時間もかかるうえに逆に問題を起こす可能性もある。治療する、しない、どちらがいいとは言えないので次回までに決めて下さい』とのことでした。
25年経過した薬や詰め物は劣化していないのか?更に今後10年20年ともつものなのでしょうか?
現在は問題なくても、今後のために根管治療をやり直しておいた方がよいのか悩んでいます。
歯科医師が根管治療に積極的でない理由は理解しましたが、こちらとしても大金かける大事な歯のことですので、必要であればお願いして治療したいと思っています。
アドバイスをいただければ幸いです、よろしくお願いいたします。
【Answer 234】
根管治療.com の新藤健太郎です。早速ですが本題に入ります。
レントゲンの精査が必要です。感染の傾向がないか、根管充填が良い状態かを見定める必要があります。
それから歯根と土台が緊密に接着されているかをチェックします。マイクロリーケージを起こさないかどうかも重要です。
当院なら自費補綴物を入れる場合は根管治療をやり直す事が多いです。特に、知らない歯科医師が行った根管治療は当てにならないので。
治療するかどうかは意見の別れるところです。25年経過で安定しているとの見方もありますし、25年の間に少しずつ汚染されている場合もあります。
根管治療に自信のある先生はやり直す傾向が強いと思います。
124.外科処置はダメージが大きく、 後戻りがきかないので、慎重に進めたいところです。
【Question 124】
根管治療について
今左奥から2番目と左奥から5番目の根管治療をしていますが、完治の見込みがなく外科手術になりそうです。
2番目は歯が割れているかも知れなくて、5番目は排膿の仕方がハート型を逆さにしたような感じで膿が取れ切れない?らしいです。
外科手術は最終手段として仕方ないのかも知れませんが、今のところでは、ラバーダムは使用しておらず、拡大鏡もほとんど使用していません。
外科手術以外での治療の余地があるのか、また外科手術をしたときのリスクなどを教えて下さい。
【Answer 124】
こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
奥から2番目ということで、第1大臼歯
奥から5番目は犬歯でよろしいでしょうか?
外科処置が必要かもしれないとのことですが、外科処置はダメージが大きく、
後戻りがきかないので、慎重に進めたいところです。
ラバーダム、顕微鏡を使用していないとのことで、十分な治療ができているかどうかは 判断しかねます。
前歯の外科処置に比較し、大臼歯の外科処置は難しいです。顕微鏡もないところでは治療の成功率も望めません。
外科処置のリスクはこちらを参照ください
86.設備の整ったところでやり直したほうがよいのでしょうか
【Question86】
15年ぐらいは使用している前歯の差し歯の件でご相談させてください。5月に入り、差し歯の歯茎部分が腫れて押すと痛い、また歯を軽くたたくと鈍い痛みがあり、歯科で差し歯を取りました。ポケットが6の深さ、歯のひび割れは肉眼でわからない、根幹治療(最新設備はない)をして、希望の差し歯を作り直すことは出来るが、炎症や外れやすいなどと、デメリットがあるといわれました。今歯の中は、空洞で、仮の歯が入っていますが、設備の整ったところでやり直したほうがよいのでしょうか、ちなみにここの歯科は入れ歯が得意な歯科です。
【Answer 086】
こんにちは、根管治療.com の新藤健太郎です。
早速ですが本題に入ります。
差し歯の歯茎部分が腫れて押すと痛い、また歯を軽くたたくと鈍い痛みがあり、歯科で差し歯を取りました。ポケットが6の深さとのことですね。
歯根にヒビがはいっていないことと、歯の壁が残っているかどうかが重要です。設備が整った、腕の良い先生の治療のほうがいいのは言うまでもありませんが、お話から察するに、歯の壁が薄く、歯の残りの量が少ないのではないでしょうか?
その場合、根管治療の自費診療を行って歯を治すか、抜歯をしてインプラントをするかは悩むところです。
費用対効果も考えねばなりません。